【監督】ブライアン・シンガー(X-MEN、スーパーマン リターンズ、X-MEN:アポカリプス、ユージュアル・サスペクツ)
【出演者】
ラミ・マレック(ニード・フォー・スピード、ナイト ミュージアム エジプト王の秘密、ナイト ミュージアム、ザ・マスター )
ルーシー・ボイントン(シング・ストリート 未来へのうた)
グウィリム・リー、ベン・ハーディ、ジョー・マッゼロ、エイダン・ギレン、アレン・リーチ
【あらすじ】1970年、イギリス・ロンドン。 昼は空港で働き、夜はライブ・ハウスに入り浸っていた青年フレディは、ギタリストのブライアンとドラマーのロジャーのバンドの新しいヴォーカリストとなり、ベーシストのジョンを加え、ロックバンド「クイーン」として活動を始める。 数々のヒット曲が生まれ、彼らは世界的大スターとなるが…。 音楽ヒューマンドラマ。
音楽総指揮:ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー
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『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』、『ザ・ローリング・ストーンズ:シャイン・ア・ライト』はドキュメンタリー映画で、彼らの歩みと知られざる姿を見せる構成と音楽的な満足感と臨場感で観客を魅了した。しかし本作『ボヘミアン・ラプソディ』は「クイーン」のドキュメンタリー映画ではなく、フレディ・マーキュリーの歌声(誰も真似出来ないだろう)が使われているものの、俳優が演じるフレディ・マーキュリーを主人公とした「クイーン」の伝記映画である。なので期待と不安が半々だったが、鑑賞後の満足度は非常に高かった。


1985年に開催された20世紀最大のチャリティ音楽イベント“ライヴ・エイド”のシーンは圧巻で、衣装も一部は当時の本物が使われており、メンバーになり切った俳優たちの全身全霊のパフォーマンスに、胸が熱くなる。本作の音楽総指揮は、現在も「クイーン」として精力的に活動しているブライアン・メイとロジャー・テイラー。これ以上の「クイーン」映画はないだろう。お薦め作品だ。
(象のロケット 映画・ビデオ部 並木)